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「麻てらす」上映会が素晴らしかった件

「麻てらす」上映会が素晴らしかった件

「麻てらす」とてもよい心に染みる映画でした。
麻というものが神聖なものとして扱われてきた長い歴史と、
政治的な意図で犯罪対象にされてきた戦後の歴史。
日本人(だけではないでしょうけど)アイデンティティーの大事な要素を喪失させられてきたことに
改めて気づかせてくれます。

「着れる」ことは「食べていく」ことよりはるかに大変なことだった・・・
着るものがないなどということが、ほぼあり得ない現代では想像もしにくいですが、
綿花が普及する前の長い時代において、麻は命を維持するために必須のものでした。

そして医療面、メディスンとしても、
けた違いに有用な成分を含むがゆえ、目の敵にされてしまった。

吉岡監督は優しくも聡明な語り口で、
個人的な主張というよりはむしろ、
必要なお役目という意識で作って、自ら語り歩いておられます。
そのひたむきで謙虚な姿勢には感銘せざるを得ません。
映画の前後、監督自ら解説してくれたお話も、
とても素晴らしくためになるものでした。

上映会の後の交流会でも、和気あいあいと楽しい時間を過ごさせていただきました。

同時開催の麻マルシェも麻でつながる作品、商品がならび
とても気持ち良い空間が出来ていました。
お昼の癒食同源食堂ゆかしさんのカレーも大好評。

主催のサチダナンドよしかさん、吉岡監督、出店者の皆様、
そしてお集り頂いた皆様、ありがとうございました。

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